INC Nov使用(最高1766) オーガレオ
抜けノーチャンですが、迷走しまくりだった18ルールと比べれば躍進したということで記事にしました。
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素早さ操作と蜻蛉返りでカイオーガを降臨させ、潮吹きをぶっぱする構築。
A:ゼルネへの乱数をずらしたくないのと、等倍への圧を高める為に特化
D:後述
S:S-1ツルギ抜き
好きなポケモンなので採用。
環境にいる一般ポケモンの多くを確定2発にする火力と、ゼルネアスや追い風カミツルギへの高い切り返し性能が好み。持ち物は命の珠、防塵ゴーグル、ナモを試したが、珠は耐久を活かせず、ゴーグルは発動機会が怪しい、ナモはそもそもイベルタルに選出しないということでいずれも不採用。カイオーガのしおふきで確実に発動するだけでなく、後発ゼルネを意識してhpを温存できるオボンに行き着いた。
カイオーガと組みがちなディアルガ、日食ネクロズマとの大きな違いは
①火力が保証されていること(対ゼルネの安定性)
②はがねタイプを大きく削れること(馬鹿力)
③素早さの予測がつきにくいこと(トリル、非トリルの判断が難しい)
今回は①③が強力だと考え、アタッカー兼スイッチ要員を担わせている。ガエンを何度投げられようがゼルネを縛り続ける様は弱肉強食サバンナの掟そのままである。ついでに🦁>🐱。ただ、環境に多いルナアーラに選出できず、ルナオーガとのマッチングではS操作の面で後手に回らざるを得なかったのが難点だった。その他ゼルイベ、グライベなど出しにくい相手はまあまあ多い。
技はこの4つ以外試してないので大層なことは言えないが、ワイガはリスキー、思念は持たせるなら日ネクロでも良さそうと考えている。まずワイドガードに関しては、オーガと対面する場合はトリルを押すので使いどころが一層限られ、グラードンに対してはじだんだやfire punchの存在もあり安定性に欠けてしまった。思念はトリルの線をギリギリまで切らせたうえで超技を仕込める点が強そうだと思う。
配分についてはかなり後悔している。H-Dの耐久ラインはナモを持たせていた際の配分を継いだためにオボンを最大限活かせなかった。これはオーガやルンパの熱湯がオボン圏外だった時に痛感した。Dを少し削ってSを123にするか、抜群技が飛んできやすい物理耐久方面に割くのが正解だったと思う。
S123はなんらかの理由でトリルしにくい場面(多くの場合は相手に日ネクロがいる)で、無補正ルンパッパの上から攻撃できる=熱湯火傷でプランを崩されないことと、s-1無補正コケコを抜けるのが強み。対ルンパはアマージョのとんぼと合わせてルンパを処理しつつオーガを投げられるので欲しい場面が2戦あった。
サンルール通して結構使い込んだポケモンだったのでもう少し良い結果を残したかった。
H:余り
C:11n-1(おこう潮吹きでD52ゼルネ確定)
S:S-1最速130族抜き
強いので採用。技を切り替えられるオーガはとても強力だった。素早さはトリル凍風追い風全てとシナジーするギリギリのライン。コケコ入りグライベルに対してはレヒレオーガを同時選出したいことがあり、Sはそれを想定して設定した。トリル下で相手のオーガに抜かれることがあったがトリル選出の時は裏にアマージョを伏せておくので敗因に繋がることは無かった。はず。
持ち物はピンチベリーと選択。相手オーガとの雷合戦で勝つつもりならピンチベリーを持たせたく、実際欲しい場面は多かったので正解はそちらだったかもしれない。少し削れていても潮吹きの火力がHP満タン持ち物補正なしに引けを取らないのは頼もしかったが、ピンチベリーを持たせた場合の試運転をやるべきだった。
根源の波動を撃ちたくなかったので技はこの4つ。
H-B:A189珠ソルガレオの馬鹿力耐え
S:追い風下100族抜き、トリル下最遅90族抜き
ナットレイとルナアーラを考えると切れなかった。
バークアウトはルナアーラやディアルガの前で連打するとS操作を枯らせるのでとても強力だった。
B寄りの配分はどちらかといえばグラードンへの威嚇を稼ぐための意味が大きい。
A:ぶっぱ
S:ぶっぱ
元々トルネだったが直前に変更した枠。latin優勝構築にぶっ刺さるためブレバを採用している。(1戦もマッチしなかった;;)使ってみて感じたが、ブレバの利点はルナアーラに触れるのが大きく、アマージョの叩きと合わせての処理を狙っていけるのが面白かった。あとドクロワンパンが偉すぎる。雨乞いはグラードンへの勝率を上げるために採用したが、不意の日本晴れにも対応できるなど役立つ場面は多かった。2試合はこれで拾った。
持ち物はコケコに投げることも考えてタスキを選択している。
179(252)-161(52)-118( )-×( )-144(204)-92( )
パワーウィップ/はたきおとす/とんぼがえり/フェイント
H-D:C177トルネの暴風+雨下特化オーガの潮吹き耐え
この構築はこいつが大軸と言っても過言ではない。テテフと違い水が半減なので、水を通してしまうソルガレオと相性が良い。相手の先制技をカットしつつ隣で素早さを操作し、自身は蜻蛉返りで裏のカイオーガに繋げるという動きが主。蜻蛉返りしたいけど相手の猫騙しが厄介という、ガエン蜻蛉にありがちな場面を生まないのが楽だった。
耐久調整はオーガトルネを落とさないためにかなり強引な値にした。アマージョを残すことで終盤のゼルネをフェイント+メテオドライブで確実に仕留めたり、猫騙しによるトリルターンの消費をさせないといった動きができる。
技はオーガを縛りたかったので命中には目を瞑りウィップを採用。叩きはガエンの代わりにルナアーラを手早く処理したり、物理スカーフからSを削ぐために必要だった。
H-B:222グラードンの断崖2耐え
S:こちらのカイオーガ+1
コケコと違い、イベルを睨みながらグラードンにも居座れるということで採用。
フィールド張り替えによってコケコやその他諸々の攻撃を耐えつつ凍風を撃ち、隣が蜻蛉返りしてオーガを投げるのがレヒレを選出した際のメインの動き。
技については欲張った。癒しの波動は消耗したアマージョやオーガに撃つ。特性で毒をカットできることも相まってツボラキ戦では大活躍した。黒い霧はこちらにソルガレオという最強のゼルネストッパーがいるため採用しなかった。ジガルデに当たらなくて本当に良かった。
配分はグラードンピンポイント。図太い個体を貸してくれたRicky、ありがとうございます、感謝します。
【戦績】
最高1766 30-8
最終173× 31-13
【基本選出】
先発から順に
オーガゼルネ:ソルアマ/オーガエン
ルナオーガ:アマクロバ/オーガエン
テテフ入りルナオーガ:アマレヒレ/オーガエン
グラゼルネ:クロバガエン/オーガレオ
グライベ:レヒレガエン/オーガアマージョ
ゼルイベ:クロバガエン/オーガレオ
ゼルドー:アマクロバ/オーガレオ
【反省点】
グラードンへの対策が甘く、バナ入りに粉を当てられると一気に分が悪くなる。
また、数の多いルナオーガに不利〜微不利を取るのがどう考えても厳しかった。ルナアーラ、イベルタルの一方でも入っている構築に対して打点が不足するので押し切られるケースが多発。ソルガレオの難しさを改めて痛感した。
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結果こそ振るわなかったものの、サンルールを通して構築の組み方や考え方がかなり良い方向に変わったのでとても良い経験でした。
残り2ルールも頑張ります。